男の脇毛を薄くする方法として抜くと濃くなるのでやめとておけ
「まさか、脇毛、“抜いて”ませんよね?」
もしも、「Yes」ならば、
すぐに止めて下さい。
脇毛が濃くて、
- Tシャツからはみだすのがみっともない
- 臭いがこもる気がする
- などの理由から、脇毛を薄くしたい!
と思うのはよく分かります。
ただし、
その際に、脇毛を薄くするために『一番やっちゃいけないこと』があります。
それが、
「毛抜きで抜く」
ことです。
「え?脇毛を“毛抜き”で抜いていれば、
毛は薄くなっていくんじゃないの??」
と、誤った認識を持っているかもしれませんが、
それはありません。
逆に、薄くしようとして抜いても、
「抜くと濃くなる」可能性すらあるのです。
ここでは、その理由についてお伝えしたいと思います。
なぜ、毛抜きで抜くと濃くなる可能性があるのか?
まず確認ですが、
毛を抜き続けても、毛は薄くはなりません。
その理由は、
毛を抜いたとしても、「毛根が死ぬわけではない」からです。
では、
「なぜ“毛を抜くと、逆に濃くなる可能性がある”のか?」
というと、
肌への強い刺激は、『毛硬化』を引き起こすことがあるからです。
『毛硬化』とは、「以前よりも毛が濃く・太くなる現象」のことです。
例えば、
ネズミの体毛を毎日電気シェーバーで剃り続けていると、
毛が一時的に5〜10%太くなったという実験データもあります。
そもそも、「毛」の本来の役割は、身体を守ることです。
よって、繰り返しの刺激によって、身体の防御反応が働き、「毛が濃くなる」と考えられます。
ここで、「毛抜き」について考えてみましょう。
「毛抜き」は、その他の除毛方法(カミソリや除毛クリーム)に比べて、
肌への負担の大きい処理方法です。
なぜなら、
毛根は、毛の成長のための養分を得るために、皮膚の毛細血管と繋がっており、
「毛を抜く」と行為は、“血管から無理やり引きちぎっている行為”だからです。
(*毛を抜いて、たまに毛穴から出血することがあるのもこのためです。)
よって、「毛を抜くこと」は、肌に多大なダメージを与え、『毛硬化』を引き起こすことで、「毛が濃くなる」可能性があるのです。
毛抜きで抜いていると、薄くなったように感じる理由
「でも、毛抜きで抜いていると、前よりも薄くなった気がするんだけどな〜」
と、
実際に、脇毛を「毛抜き」で抜いていて、
「毛が薄くなった」と実感している人もいるかもしれません。
その理由は、
「薄くなった“ように見えている”」
ことにあります。
どういうことかというと、
毛には「毛周期(=毛が抜けて、生える変わるまでのサイクル)」があって、
一度抜けた毛がまた生えてくるまでには“タイムラグ”があるので、
「毛が少なくなった“ように見える”」のです。
「毛抜き」のリスク
「毛抜きは止めた方が良い!」
と言っている理由は、
「毛が太くなる可能性があるから」だけではありません。
そのもう一つの理由は、
「毛抜きは皮膚トラブルリスクが高い」からです。
毛を抜くことで、血管と繋がっている毛根と引きちぎることになるので、
肌へのダメージが大きいということは先程お伝えしましたが、
これによって、毛穴にばい菌が入って炎症を起こす「毛嚢炎」のリスクも高まることになります。
また、毛が皮膚に下で伸びていく「埋没毛」になるリスクもあります。
(これも最悪の場合、炎症に発展します。)
さらに、皮膚が黒ずんでしまう「色素沈着」の可能性もあります。
そして、これらのリスクは、女性よりも男性の大きいと言えます。
なぜなら、男性の脇毛の場合、
毛根もしっかりとしていて、
毛母細胞(=毛根周囲にある毛を生やす細胞)も強いので、
毛を抜いたと際のダメージも大きくなるからです。
見た目を良くしようとして処理するのに、
肌の状態を悪化させてしまい、
痛々しさの残る脇になってしまっては元も子もありません。
これら「肌トラブル」が起きてしまうと、
治るまでには時間もかかりますし、
最悪、医者にかかればお金もかかってしまいます。
毛抜きによる処理は手軽にできて簡単ですが、
その処理に伴う『リスク』も大きいので、
やめたほういいと言えます。
まとめ
・毛を抜いても、毛根周囲の細胞にダメージは与えられないので、毛が薄くなることはない。
・毛は、「皮膚への刺激に反応して濃くなる“毛硬化”」というメカニズムをも持つ。
・「毛を抜く行為」は、血管と繋がっている毛根を強引に引きちぎることなので、ダメージは大きい。
・よって、毛を抜くことで毛が濃くなる可能性がある。
・毛抜きで毛が薄くなったように見えるのは、一時的に間引かれているから。
・毛抜きは肌トラブルリスクも高いので、おすすめしない。
僕らは、脇毛を自然に薄くして、モテ脇ライフを実現しましょう!(´▽`)ノ
脇毛を自然に薄く処理する方法についてコチラにまとめています。
参考にしてみて下さい。
>>「男の脇毛(腋毛)処理ランキング!(脱毛で薄くする具体的方法)」